

こんにちは。ラウです。ご訪問ありがとうございます。
今回は、石田健氏の「YouTube最前線2025!」セミナーについて掘り下げていきたいと思います。
YouTube動画で生計を立てる人、いわゆるYouTuberが現れ、「そんな職業ってあるんだ」と驚いてから、早くも10年以上経ったでしょうか。
しかし、YouTuberはどんどん増えて競争が激化し、収益化も難しくなってきています。
「YouTubeはオワコン」という話を聞いたことはありませんか?
そこへ、「YouTubeチャンネル開設から20日、動画本数3本、累計視聴時間6万時間、チャンネル登録者数3200人、再生回数230万回」という、思わず「噓でしょ!」と言いたくなるような話が入ってきたのです。
そのようなチャンネルはどうやって作るのか、初心者でも作れるのかが知りたくて、石田氏のセミナーに参加してみました。
石田健氏ってどんな人?
「毎日1分!英字新聞」というメールマガジンをご存知でしょうか?
2000年9月から発行されているそうですから、今年で発行25周年という老舗のメールマガジンです。
この「毎日1分!英字新聞」を発行しているのが石田健氏なのです。(コメンテーターの石田健氏とは同姓同名の別人です)
「毎日1分!英字新聞」を書籍化したものなど、何冊もの著書も出版されておられます。
石田氏は、早稲田商学部卒業後、米ドレイク大学でMBAを取得。
帰国後は、会社員として働きながら、ホームページ制作、翻訳、家庭教師仲介、メルマガ発行、アフィリエイトなど、いろいろな副業を経験されたそうです。
その後、退職して起業されたそうですが、プロデューサーの加藤一郎氏によれば、日本でSEOをノウハウ化したのは石田氏だそうです。(引用元:「●今のインターネットマーケティング業界を作った元祖は誰か?」)
SEOとは、Search Engine Optimizationの略称で、「検索エンジン最適化」を意味します。Googleなどの検索エンジンで検索したときにWebページが上位にくることを目指し、アクセスを集めることで売上拡大を図る施策です。
つまり、石田氏は、相当なインターネットビジネス経験を持っていらっしゃるわけですね。
「YouTube最前線2025!」セミナーの内容は?
それでは、セミナーの内容を細かく見ていきましょう。
石田氏イチ推しのビジネスとは?
あらゆるネットビジネスを手がけてきた石田氏の現在イチ推しのビジネスは、「非属人YouTube」です。
出演者が顔や声を出して登場するのが「属人チャンネル」です。例として、ヒカキンさんや、はじめしゃちょーさん、東海オンエアのチャンネルなどが挙げられます。自分の顔を出して自分のファンをつけることによって収益化を図っています。
反対に、「非属人チャンネル」では、人間の出演者は登場しません。「ゆっくり解説」や「ずんだもん解説」などが「非属人チャンネル」に該当します。内容やコンテンツに重点を置いたチャンネルです。
セミナーでは、石田氏の非属人YouTubeチャンネルとその動画がいくつか紹介されましたが、再生回数が最も多い動画は、2ヶ月半弱で100万回以上再生されていました。
実績は嘘ではないようです。
石田氏が語るYouTubeの優位性とは?
YouTubeなら、個人でも上位表示を狙えて露出を増やすことができます。
たとえば「サバ おろし方」でGoogle検索をすると、クックパッドなどの大手サイトが上位にきて、個人のサイトはなかなか上位にきません。
でも、YouTubeなら、8年前の動画が1位にきます。
YouTubeでは、個人サイトが上位にきやすいし、古い動画もどんどん上にくるようになっているそうです。
検索エンジンのマーケティングをずっとやってきた石田氏から見ると、これは「とんでもないこと」なのだそう。
また、YouTubeを含めたSNSでは、視聴者の好きなこと、好み、特技、関心のあることなどをSNS側が分析して、次から次へと動画などを勧めていくところが、視聴者が自分で検索して情報を得る検索エンジン(Googleなど)とは違います。
石田氏の動画も、YouTubeの検索から動画を見にくる人は全体の1~2%で、ほとんどがYouTube関連動画からくるのだそうです。
YouTubeの関連動画とは、視聴者の過去の視聴履歴に基づいて、YouTubeがおすすめする動画のことです。PCでは視聴中の動画の右側に、スマートフォンでは下側に表示されます。YouTube独自のアルゴリズムにより、視聴者が過去に視聴した動画と似たようなテーマの動画が、関連動画として表示される仕組みです。
つまり、YouTubeが勝手に集客してくれるので、集客は一切不要なのです。
では、1回再生されたときの収益はいくらかというと、石田氏によれば「 0.2~0.6円」だそうです。
収益の差をもたらすのは視聴者属性(年齢)で、若年層の多いチャンネルだと0.2円、50代以降が多い場合は0.6円、場合によっては1円、だとか。
石田氏の場合は1再生0.5円前後がメインだそうです。
つまり、月50万円欲しい場合は、
「月50万円=0.5円×100万回再生」なので・・・
月間再生回数100万回以上?!を目指す必要がありますね。



数字だけ見ると道のりは険しそうですね・・・
伸びる動画の法則とは?
石田氏のYouTube歴は、まずは「趣味」から出発したそうです。
メルセデスベンツが海岸沿いの道路を走って行く動画を投稿したそうですが、再生回数は伸びなかったそうです。
しかし、コロナ禍で医療従事者への感謝を表すためにブルーインパルスが東京上空を飛んだ動画や、自動車同士のバトルの動画を投稿したところ、再生回数が急上昇。
これらの経験から、石田氏は、「伸びる動画の法則」として
×自分が見たいものを出す
○人が見たいものを出す
を挙げておられました。
収益化を考えたとき、視聴者の興味関心を惹きつけて再生回数を伸ばす必要があります。
つまり、「視聴者が見たいもの」を考慮して制作しなければならないのです。(注:ご指摘を参考に修正しました)
ユーザー(読者や視聴者)が求めているものを提供することは、コンテンツの形式(書籍、動画など)に関係なく必要なのでしょう。
石田氏が「伸びるジャンル」として挙げたのは、「歴史や著名人のエピソード」でした。
しかし、資料を調べ、台本を作り、素材(動画や静止画)を集めるのは、とても大変な作業です。
石田氏が著名人のエピソード動画を作った際は、18分の動画に正味40~50時間くらいかかったのでは、とのことでした。
また、「今流行の瞑想動画や睡眠動画はどうか」という質問があったのですが、石田氏によれば、「皆が参入しやすいジャンルは、朗読、名言、少しスピリチュアル的なもので、瞑想動画や睡眠動画にも皆参入する」そうです。
「石田氏の周囲でこれらの分野で当たっている人はいない」とのことで、石田氏もちょっとやってみたけどダメだった、と。
コンテンツが良ければ、これらのジャンルでも戦えるが、「このあたりが人気だから、よく知らないけど、ちょっとやってみよう」という考えではなかなか結果は出てこないのでは、とのことでした。
初心者が非属人性YouTubeで成功するには?
動画の再生回数が伸びなかったり、チャンネル登録者数が増えなかったり、制作するのに時間がかかりすぎると、モチベーションが低下して、最終的には挫折するのがオチです。
石田氏は、「多くのクリエイターが挫折する状況をなんとかしたい」と考えたそうなのです。
ではどうすればいいか。
この逆、つまり、動画がバズりまくって、チャンネル登録者数が激増して、制作が簡単な分野があれば、クリエイターのモチベーションは上がりますよね?
そこで、石田氏がYouTube動画を調べていると、再生回数が伸びず収益化できていないチャンネルの中に、なぜかバズってる動画があることに気づいたそうです。
さらに「共通の特徴はないだろうか?」と調査したところ、「映画やドラマの切り抜き動画がバズってる」ことがわかったそうなのです。
「なぜ映画やドラマの切り抜きがバズるのか?」と言えば、それは、視聴者の心が揺さぶられる、感動が生まれる、からだそう。
また、「同じ人が何度も見てくれる」そうなので、再生回数も伸びますね。
切り抜き動画は、自分でゼロから作らずに切り抜くだけなので、自分で作る手間が不要です。
石田氏は、13本の切り抜きを投稿し(全部合わせても作業時間は2時間かかっていないのでは?、とのこと)、2週間弱で収益化条件をクリアできるラインに到達したそうです。
●チャンネル登録者数 1,000人
●次のいずれかを満たしている:
・公開されている長尺動画の過去365日間における総再生時間が4,000時間以上
・公開されているショート動画の過去90日間の視聴回数が1,000万回以上
(引用元:YouTubeヘルプ)
ただし、収益化審査に合格するには切り抜きだけでは100%不合格だそうで、オリジナルな付加価値(解説)を付与した審査用動画を3本投入したところ、1日で合格されたそうです。
「切り抜きに解説を付けただけで収益化審査に合格するのか?」と思われるかもしれませんが、YouTubeヘルプでは「収益化が許可される例」の1つとして「他のクリエイターの映像を編集し、ストーリーや解説を追加する」が挙げられているので、解説付き切り抜き動画はこの例に該当すると思われます。
石田氏は、切り抜きの素材をVOD(ビデオ・オン・デマンド)から見つけている、とのことでした。
どんな知識が必要なのか?
解説付きの切り抜き動画を制作するために絶対に必要な知識として、
- 映画を選ぶ基準
- VODから映画を切り抜く方法
- 著作権関係の知識
- 解説付き動画の編集方法
- 収益化審査に落ちた場合に復活する方法
が挙げられていました。
「著作権」とは、「著作物」を創作した者(「著作者」)に与えられる、自分が創作した著作物を無断でコピーされたり、インターネットで利用されない権利です。
(引用元:公益社団法人著作権情報センター CRIC)
YouTubeには、「Content ID」という、「著作権者が自分の所有するコンテンツを含む YouTube 動画を発見しやすくするための、柔軟性の高い自動識別システム」があります。
(引用元:YouTubeヘルプ)
解説付き動画は、
台本作成
↓
音声編集
↓
映像編集
という流れで制作するそうですが、台本作成やナレーション、編集はすべて外注できます。(ただ、「最初のうちはある程度自分で作ってほしい」と石田氏はおっしゃってました)
また、「切り抜きと解説の量の目安はあるのか?」という質問に対する石田氏の答えは「解説が多ければ多い方がよい」というものでした。
石田氏は切り抜きを全体の30%以内にするように制作されているそうで、「オリジナル(解説)部分と切り抜き部分の主従関係がはっきりしないといけない」との考えを示されていました。
動画作成に必要なものは、PC(自分で動画を編集する場合は、メモリ16GB以上など、ある程度のスペックが必要です)と動画編集ソフトだけ。
石田氏によれば、「正しい方法と考え方を身につければ収益化は簡単!」とのことでした。
石田氏の方法を実践すれば、「1ヶ月で収益化100%、2ヶ月目で5万円、3ヶ月目で15万円、6ヶ月目で40万円」の収益が見込めるそうです。
非属人動画のメリット・デメリットとは?
石田氏によれば、非属人動画のメリットは、
- 顔出しなし、身バレなし
- 長期安定、資産になる
- たくさんのチャネルを同時進行で運営できる
- スキャンダルなどで人気が落ちることがない(属人動画だと、スキャンダルが発覚すれば収入もなくなる)
だそうです。
確かに、顔出しや身バレが嫌な人にとっては、非属人動画は安心ですね。
また、「関連動画」としてYouTubeに勧めてもらえれば、数年前の古い動画も再生される可能性があるので、動画は資産になります。
それに、今では台本作成や動画編集などにAIを使えるので、動画作成の時間と手間を減らすことができます。
一方、非属人動画のデメリット(属人動画にも当てはまりますが)としては、
- 収益化審査に通らないことがある
- 収益化審査に通ったとしても、ある日突然、収益化が剥奪されることがある
- 著作権侵害リスクがある
- 外注化する場合は外注費用がかかるし、動画の品質を維持するための管理も必要となる
が挙げられます。
著作権で保護される範囲は国によって違うので、日本の著作権と同じように考えていると著作権を侵害してしまう可能性があります。
また、自分で非属人動画を制作していると「これは著作権的にOKなのか?」という疑問を持つことがあるのではないかと思うので、著作権に関するしっかりした知識がない場合は、誰かに相談できる環境があった方が良いと思います。
「絵本を開いて読むのは著作権的にどうなのか?」という質問に対して、「Content IDには引っかからなくても出版社から直接YouTubeにクレームが行く場合が多く、そうするとチャンネルがYouTubeからペナルティを受ける」という話がありました。
そのほか、外注したくても、少なくとも収益化審査に通るまでは外注費用が稼げないため、最初のうちは自分で作業することになると思いますし、収益と外注費用のバランスを考えると外注できない場合もあるでしょう。
何よりも、外注して品質の低いものが納品されたときに「No」を言え、「こういう風にしてほしい」と指示できるだけのスキルが必要になってきます。
AYAとは?
AYA(Anonymous YouTube Academy、アノニマス・ユーチューブ・アカデミー)に参加すると、石田氏の動画制作技法を学ぶことができます。
また、収益化審査対策や著作権侵害で訴えられないための知識・技法も学べます。
初心者はチャンネルのテーマ、ジャンルを選ぶのに迷うと思いますが、作り方や考え方をモデリングすべきチャンネルのリストもいただけるそうです。
AYAの期間は半年で、石田さんやスタッフによる個別サポート(回数制限あり)やセミナー、石田氏の作業現場が解説付きで生配信されるゲリラライブも付いています。
受講費については、3つのコースがあります。
通常コース・・・・・・・・・・・・33万円(税込)
グランドステージコース・・・・・・55万円(税込)
レベニューギャランティーコース・・220万円(税込)
グランドステージコースとレベニューギャランティーコースでは、石田さんやスタッフによる個別サポート回数の制限がなくなり、2泊3日の温泉合宿(PCを持ち込んで作業するそうです)や石田氏自宅での食事会も開催されます。
さらに、レベニューギャランティーコースには、300万円の収益保証が付いていて、累積収益が300万円を超えるまでサポートしてもらえます。(つまり、講座期間の半年という制限はなくなります)
「この収益保証はどれくらいの期間で達成できるのか?」という質問に対して、石田氏は、「その人の頑張り次第。すごく頑張って1日5~6時間やる人なら一年かからないのでは」と答えておられました。
やはり、作業量(大量行動)は必要なのですね。
「YouTube最前線2025!」セミナーやAYAの口コミ・評判
ネットやX(旧Twitter)を検索してみましたが、残念ながら、「YouTube最前線2025!」セミナーやAYAのコレといった口コミを見つけることはできませんでした。
身バレを嫌う人は、アカデミーに通っていること自体も秘密にしたいのかもしれません。
何か情報を知っている人はコメントで教えてくださいね!
まとめ
「YouTube最前線2025!」セミナーとAYAについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
「参加すればなんとかしてもらえる(特にレベニューギャランティーコース)」と思っている方にはお勧めしません。
収益保証が付いているとしても、動画を制作するのは自分で、石田氏やAYAスタッフが作ってくれるわけではありません。
また、「”身バレしない”っていいかも」とか「人気のジャンルならすぐ稼げそうだから、ちょっとやってみようかな」などの考えをお持ちの方も向いていないでしょう。
この記事の冒頭で述べたように、YouTuberは飽和状態と考えられます。
そのようなマーケットで稼ぐのは、そう簡単なことではありません。
たとえ初心者でも「絶対YouTube動画で成功するぞ!」という固い意志をお持ちの方には向いているのではないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私の意見が参考になれば嬉しいです。
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