こんにちは。ラウです。ご訪問ありがとうございます。
今回は、「新しい収入のカタチをあなたに!」と謳っている白沪与荐(しらさわよしゆき)氏の「書かない出版」について掘り下げていきたいと思います。
何を隠そう、小学校時代の私の将来の夢は「作家になること」でした。
その夢も、このブログを書くことで、「本」から「ブログ」に形を変えて叶ったような気がしていたのですが、ある日
「たったの3日で毎月30万円の印税収入を構築した2025年大注目の権利収入スキームを大公開します!」
というメールが届いたのです。
しかも無料講座ではないですか!
謳い文句につられて、しらさわ氏の「書かない出版」セミナーに申し込んでみました。
申し込み時点で3日間のセミナーのうちDay2まで終了していたので、Day1とDay2のアーカイブを視聴して、最終日Day3のセミナーのみリアルタイムで参加、というスケジュールになりました。
Day2の課題を提出しないとDay3の前に「強制退出」ということだったので、「参加前に強制退出になったら大変!」と慌ててDay2の課題を提出することに・・・(汗)。
すると、「しっかりと内容をまとめて頂き、嬉しいです!(以下略)」と300字程度のコメントが返ってきました。
一人一人のコメントをちゃんと見てもらえることがわかり、運営の印象は良かったです。
「書かない出版」セミナーの流れ
セミナーは「Band」というアプリを使って行われ、参加者が動画を見ながらチャットでメッセージを送ったり、スタッフからのメッセージがチャットに表示されたりしました。
Day1のテーマは、「一文字も書かないで出版した本から印税収入が入り続ける仕組み」です。
- 本の執筆方法
- 無料で本を出版する手順
- 印税収入が入ってくる仕組み
- 売れやすい4つのテーマ
について説明がありました。
「自分の代わりに収益を運んでくれる仕組みを最新技術で作り上げれば、生活に余裕や自由が生まれる」という説明に対しては、「自分もそうなりたい!」と思った参加者が多かったのではないでしょうか。
Day2では「企画のリサーチ方法」も説明されましたが、なんといってもこの日のメインは電子書籍作成の実演でした。
AIを使って電子書籍を作成する作業の流れが掴めるため、「これなら自分もできそう」と思われた参加者が多かったのか、興奮気味のメッセージの多かったこと!
セミナー参加者への特典として、実演で使用されたプロンプト(AIへの指示文)が配布された点も、興奮する人が多かった理由でしょう。
Day3は、しらさわ氏主催のコミュニティAIC(AI Commic academy)の紹介に終始しました。
このコミュニティで電子書籍作成について1年間学ぶのだそうです。
また、しらさわ氏の教え子3人がゲストとして登場し、お話を聞かせていただくコーナーもありました。
「書かない出版」でどうやって出版して収入を得るの?
「書かない出版」の”権利収入スキーム”とは?
「権利収入」とは聞きなれない言葉ですが、セミナー中に「世の中には、収入は”労働収入(従業員としての収入)”と”権利収入”の2種類しかない」という説明がありました。
つまり、「権利収入」という言葉は、『「労働収入」以外の、収入を得る方法』のようですね。
「じゃぁ、この場合の”権利”って何の権利だろう?」と思われると思いますが、その「権利」とはズバリ「著作権」です。
ですから、「権利収入」は、具体的には印税を指します。
「電子書籍を出版して印税収入を得よう!」というのが、「書かない出版」の”権利収入スキーム”なのですね。
セミナーでは、「印税収入はお金の王様」というフレーズが使われていました。
確かに電子書籍は、一度出版してしまえば遊んでいる間にも印税が入りますし、その他のメリットもあります。
- 在庫リスクがない
- 初期費用がゼロ
- 利益率・継続性が高い
ターゲットは、小説やビジネス書などの文章がメインの書籍ではなく漫画なのですが、失礼を承知で言うと、このご時世、文章ばかりの本よりも「マンガで分かる〇〇」の方が売れそうな気はします。
書かずにどうやって素人が書籍を出版するの?
とはいえ、「素人がどうやって漫画を作るんだろう?」と思いませんか?
「実は漫画家を目指していた」とか「学生時代は漫画研究会に所属していました」という方もいらっしゃるでしょうが、私も含め、「漫画は好きだけど自分じゃ書けない」という人の方が圧倒的に多いはずです。
じゃぁ、限られた人だけが漫画書籍を出版できるの?
答えは「いいえ」です。
AIを使って漫画を作成するので、絵心などは不要ですし、自分で文章を書く必要もありません。
セミナーでは「AIを活用すれば、詳しくないジャンルでも漫画にできる」と説明されました。
書籍のテーマ(新NISA、競馬、ChatGPTなど)を決める
↓
AIを使ってストーリーを作る
↓
AIを使ってシナリオを作る
↓
AIで漫画を作る。
確かにAIを使えば、詳しくない分野でも漫画を書けそうな気がします。
とはいえ、ChatGPTなどのAIによる生成物はファクトチェック(本当に情報が正しいか確認すること)が必須だと言われているので、自分が詳しくない分野でチェックができるか疑問に思いました。
どうやって収益が得られるの?
収益を得る仕組みは、
出版社を通さなくても誰でも電子書籍を出版できる「Amazon Kindle Unlimited」を使って、Amazon Kindleストアで収益を得る
ということでした。
Kindle Unlimitedの登録者に数ページ読まれるだけでも収入が入ってくるそうです。
Amazonのサービスですから、踏み倒されることはなさそうですね。
ただ、「出版社を通さない=出版社による内容チェックがない」ので、内容のチェックに対する不安がさらに大きくなりました。
収益はどれくらい?作業量と収益に気になる点が・・・
1年で500万円を稼いだ電子書籍もあるそうですが(ChatGPTについての本だそうです)、「収益は”1冊で毎月5,000円の印税収入”で考える」と説明されました。
10か月間毎月2冊ずつ出版すると仮定すると、1冊で毎月5,000円の印税収入×20冊=毎月10万円の印税が入る計算になりますね。
より多額の印税が欲しければ、ベストセラーを狙うのではなく、毎月4冊、6冊…と出版する本を増やす方針のようです。
なお、「慣れれば、1冊作成するのに6時間」とのことでしたから、20冊作るには120時間作業する計算になります。
この説明によれば、毎月30万円の印税収入を得るには60冊作る必要がありますし、そのためには360時間作業しないといけないので、「たったの3日で毎月30万円の印税収入」という謳い文句とは計算が合わないと思うのですが。
「たったの3日で毎月30万円の印税収入」の謳い文句はあくまで、極端な一例だと思った方が良さそうですね・・・。
AICってどんなコミュニティなの?
一言でいえば、「1年間の審査制有料コミュニティ」です。
他の参加者と共に成長しながら電子書籍出版で売り上げを上げていくことを目指しているようです。
サポートの質を維持するため、コミュニティには人数制限があり、全額返金保証(審査合格者限定)と、完全出版保証(条件あり)がついています。
ただし、制限人数以内なら誰でも参加できる、というわけではありません。
過去にほとんど何もせずに保証のみ使おうとした方がいらっしゃったらしく、AICに入るには審査があります。
審査内容をしっかり記入した方が審査合格率が高くなるそうなのですが、現在の職業だけでなく、クレジットカードや借金の有無、自己破産や任意整理などの経験の有無などを答えることが必須でした。
「ここまで答えないといけないのか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
AICのカリキュラムやサポート体制は?
印税収入を得るまでの流れは、
しらさわ氏主催のコミュニティAIC(AI Commic academy)でノウハウをオンライン学習する
↓
電子書籍を作成する
↓
Amazonに出品する
↓
報酬(印税)発生
となります。
AICでは、教材として
- 初心者向けの「AI漫画マスター動画」
- ソフトの操作をマスターするための教材
- ベストセラー完全作成テンプレート(ベストセラーを作成したAIプロンプト(AIへの指示文))
などが用意されています。
さらに、「売れる!ベストセラーテーマ10個共有」と銘打った特別支援企画もあります。
この企画では、スタッフがリサーチした「今売れる漫画テーマ」10個を随時更新し共有するそうなので、その中から選んだテーマで電子漫画書籍を作ってもいいですね。
毎週Zoomでの出版講義や出版サポートだけでなく、回数無制限の直接LINEサポート(1年間)もあるそうなので、サポート体制はしっかりしているように思えます。
また、懇親会や、経営者などの人脈紹介、出版契約書テンプレートなども用意されています。
懇親会があるので、同じ目的を持った仲間や講師と直接話せますし、「自分だけじゃないんだ」と心強く思ったり、「もっと頑張ろう!」と刺激をもらえそうですね。
また、人脈を紹介してもらえれば、ビジネスのヒントをもらったり・・・などということもあるかもしれません。
それに、私のように契約書に詳しくない人にとっては、出版契約書テンプレートがあると安心です。
契約書の文面次第では、こちらに不利になる可能性がありますから。
AICの参加費は?
1年で69万円(各種割引あり)だそうですが、気軽に払えるような金額ではないので、ためらってしまいますね。
高額な費用には、覚悟が曖昧な人を除外する狙いもあるのでしょう。
分割払いにして、毎月入ってくる印税から参加費を支払うこともできるそうです。
「書かない出版」の口コミ・評判
ネットで検索してみましたが、クローズドなのか、残念ながら口コミを見つけられませんでした。
Day3に登壇されたゲスト3名は実際に電子書籍を販売されているそうですし(中には、出版事業を起ち上げた方もいらっしゃいました)、AICの説明ページに掲載されている講師7名は、AICの元受講生で現在印税収入を得ている方々だということです。
しらさわ氏に近い人たちが成果を出せていることは確認できましたが、他のメンバーはどうなのでしょうか。
まとめ
セミナー中に「プチ成功は継続で作れる」という発言があったように、「ベストセラーで多額の印税収入を得よう」ではなく「コツコツ出版して印税を稼ごう」というスタンスのようです。
ですので、即金性の高いビジネスをお探しの方には向いていないと思います。
また、AIで漫画を作れるとは言っても、売れるためにはそもそもの企画力(=テーマを出す力)が重要であるはず。
ベストセラーテーマ10個を共有してもらえるそうですが、参加メンバーで取り合いにならないか心配になってしまいます・・・。(この点について配慮されていることに期待したいですね)
AICには参加者コミュニティがあるので、同じ目的を持った仲間と励まし合いながら進みたい方やコツコツ頑張れる方には、向いていると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私の意見が参考になれば嬉しいです。
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